高校生になると私立や公立などでも、個人学習用のパソコンやタブレットなどが入学時に必要になってきています。
高校で使用するパソコンやタブレットのスペックや仕様などは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」で提示している3種類の OS(Chrome、iPad、Windows)をもとにして指定がされています。
学校によりOSが指定されている場合や、いずれかでもよい場合もあります。
高校の合格者向け入学説明会や都道府県の教育委員会で、どのOSの機器を用意すればよいか公開されています。
そのため、入学決定後すぐに手配・購入する必要あります。
どの機種を選んだらよいか高校生の学割が利用でき、サクサク動くおすすめのパソコンをご紹介します。
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高校生新入生向けのパソコンおすすめ機種
GIGAスクールで指定されている、3種類OS(Windows, Chrome, iPad)それぞれのおすすめ機種を紹介します。
Microsoft Surface Go 3
本体カラーは、「プラチナカラー」「マットブラック」の2色あります。スタンドを使用すると、動画視聴に最適な形のタブレットになります。
本体の液晶画面を保護するカバーとキーボードがセットになった別売(16,940円税込)の「タイプカバー」です。本体カラープラチナにポピーレッドのキーボードを取り付けた状態です。
別売(12,980円税込)のSurfaceペンを使用すると手書き入力やイラスト制作ができます。「プラチナ」「ブラック」の2色から選ぶことができます。
タイプカバーは、「アイスブルー」「ポピーレッド」「プラチナ」「ブラック」の4色あります。
出典:日本マイクロソフト
Surface Go 3の徹底解説
マイクロソフトが、Surface Proを教育機関向けに改良した2 in 1パソコンで、多くの小学・中学校の教育機関や都道府県教育委員会で選定されている人気機種です。
ICT教育先進校で多数使用され、実績があるSurface Go2の後継機種です。
機能、仕様、デザインを上質にまとめている高級感あるタブレット型パソコンで、高校生のニーズにもマッチするほか、そのまま大学で使用するパソコンとしても引き続き使うことができます。
高校生から大学1~2年生の課題提出までの長期間、使用することができるコスパ最高のパソコンです。
Surface Go 3スペック
価格(税込) | 65,780円~ |
重さ | 544g(本体のみ) |
ディスプレイサイズ | 10.5型 |
CPU | Pentium Gold 6500Y Core i3-10100Y |
メモリ | 4GB、8GB |
ストレージ | 64 GB eMMC、128GB SSD |
HP Chromebook x2 11
出典:HP
店長の一言メモ
HPが仕事やエンターテイメントが快適に利用できるよう開発した2 in 1形状のクロームブックです。
キーボード、スタンドがセットになっており、追加購入は不要です。LTEモデムが内蔵されており、SIMカードを指すと常時接続が可能です。
高解像度液晶を使用したChromebookは珍しく、エンターテイメントや作業効率がアップします。
HP Chromebook x2 11 スペック
価格(税込) | 99,000円 |
重さ | 約560g(本体のみ) |
ディスプレイサイズ | 11型 |
CPU | Snapdragon 7c |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
自動更新期限 | 2029年6月まで |
Apple iPad(第9世代) 10.2インチ Wi-Fiモデル
Snart Keyboardは別売で、価格は24,800円(税込)。
本体付属品は、ケーブルと電源アダプタ。
シルバーの本体カラー。
スペースグレイの本体カラー。
出典:アップル
店長の一言メモ
Appleが万能に使えるよう設計したタブレット。
別売のキーボード(24,800円税込)やペン(14,800円税込)を使って、スマホではできない作品作りや作業が行えます。
iPhoneとの親和性が高いので、iPhoneユーザーはスムーズに使用することができます。
Apple iPad (第9世代) 10.2インチ Wi-Fiモデル スペック
価格(税込) | 49,800円 64GB 71,800円 256GB |
重さ | 487g |
ディスプレイサイズ | 10.2型 |
CPU/SoC | A13 Bionic |
ストレージ | 64GB、256GB |
高校生はどんな時にパソコンを使う?
高校でのパソコン使用は、学校でのICT教育が進んだことにより、より質が高い教材が活用するようになりました。
考える学習をサポートするデバイスとして、パソコンやタブレットが高校で使用されています。
・レポート課題提出(夏季課題など)
・発表会でのプレゼンテーション作成
・オンライン授業や配信
・オンライン塾・予備校
このような、学校課題に使用するだけではなく、スタディサプリのようなオンライン予備校もパソコンで受講することが可能になります。
今後、大学や社会人になるとパソコンを使う機会が増えてきます。
高校生の早い段階で、スマホだけではなくパソコンの基本動作を覚えておくと将来に役立ちます。
スタディサプリ高校講座
年会費や初期費用は無料。定期テスト対策から大学受験講座まで月額1,980円(税抜)で見放題です。
高校生は何に気を付けて機種を決めればいいか、3つの重要ポイント!
パソコンは、多くのメーカーから幅広い機種が発売されているので、どれを選んだほうがいいか迷ってしまいます。
高校から特定の機種が指定されていれば、その機種を購入するだけなので簡単です。
機種が決められていない場合は「GIGAスクール構想」で指定されている仕様から機種を選ぶ必要があります。
そのため、特定の機種を定めていたいため、どれがGIGAスクール構想仕様のパソコンなのか判りにくくなっています。
このサイトでは、そんな方のために、安心して使うことができる機種を選んでいます。
さらに重要な失敗しない見極めポイントを紹介します。
キーボードが打ちやすいこと
GIGAスクール構想仕様のパソコンにはキーボードが必須になっています。
特に高校生はレポートなどでパソコンを使って課題を提出することが多くなります。
そのため、正確なタイピングがしやすい、キーボードを重視した機種を選ぶことがおすすめです。
追加のセキュリティ対策をすること
WindowsやChromebookには基本的なセキュリティ対策がされており、特に追加の総合セキュリティを追加しなくてもよいという意見があります。
しかし、オンラインのセキュリティは、パソコン本体のセキュリティ対策ではカバーされません。
ネットでの検索がセキュリティリスクが増える高校生には、総合セキュリティ対策ソフトでオンラインとパソコン内部を同時に守れる「ウイルスバスター クラウド」などでカバーをしてください。
3年間以上の延長保証がつけられること
パソコン本体の保証は、自然故障1年間のみ有効です。
しかし、学校に持ち運んで使用する学習用パソコンは、机からの落下などで、パソコンのメイン部品が破損すると、買い替えと同じ修理費用(約7万円)が掛かります。
そういった、落下による不慮の事故や故障は、基本の保証では対応できないため、保障のアップグレードが必要です。
万が一の故障や修理に備えておきましょう。
ネット詐欺や不正アプリから機器を守ります。
高校生用のパソコンにおすすめのOSは?
可能な限り「Windows」を選びましょう。
高校卒業後に社会人なった時、Windowsパソコンを操作するPCスキルは高校時代に身に着けておく必要があります。
企業ではWindowsのシェアが95%になっており、社会に出てPCスキルを覚えるのでは遅くなってしまいます。
学校の指定がなくChrome、iPad、Windowsのいずれかから選ぶ場合は、パソコンに慣れておくために「Windowsパソコン」が一番のおすすめOSになります。
Chrome、iPadでは、一般的なPCスキルが習得できないので、Windowsパソコンでの操作を覚えておくと、将来に役立ちます。
大学に進学した場合、大学のレポート提出課題はパソコンで提出します。
高校生からOfficeソフトに慣れ親しんでおくと、大学でパソコン・アプリ操作方法講座をとる必要がなくなります。
将来を見越して、高校生から「Windowsパソコン」に親しんでおくことをおすすめします。
高校生向けパソコンまとめ
高校生は、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」を元に、生徒のパソコンの購入が進んでいます。
ただし、指定されたパソコン仕様の幅が広いため、逆に「どれを選んでよいかわからない」とか「斡旋されている機種は高い」、「手持ちの機器は使えないのか」という不安・疑問点が出てきています。
ただし、パソコン仕様の指定範囲で下限のほうの性能の低いパソコンを購入すると、高校時代で使用できる限界を迎えてしまいます。
パソコンはそれなりの金額がするものなので、5年程度は使ってほしいと思っています。
そのため、実は高校生用のパソコンは大学生用のパソコンよりも要求仕様が高くなっています。
価格が高いのは、堅牢性と携帯性・実用性を両立するために、高価な部品の使用が不可欠なのが理由です。
高校の授業に合わせたパソコンは必要ですが、将来を見据えて長期間使用できる高い仕様のパソコンのほうが、最終的なコスパが良くなります。